あの五十音表がそのままアプリに!?
いいえ、違います。”そのまま”ではありません。
このアプリが目指しているのは
Accessible(様々な人が使える)かつInteractive(対話型)な、Instructional Material(教材)としての五十音表です。
主な特徴として、以下のようなものがあります。
1.音(読み)のヒントがほしい時に・・・しゃべる五十音表(読み上げ機能)
・文字をタップすると、音声エンジンがその文字を読み上げてくれます。
2.文字だけなんてつまらない、やっぱり単語をつくりたい・・・ひらがな/カタカナ専用キーボード(単語入力機能)
・タップした文字は、画面上の文字入力欄にストックされていきます。
・五十音表のアプリですが、ひらがな・カタカナ専用のキーボードとして使用することができます。
・画面右上のボタンを押すと、入力した文字を読み上げたり、クリップボードにコピーできたりします。
3.自分ひとりでは難しい・・・大人といっしょに「じっくり探そう」「じっくり考えよう」(ステップモード)
・五十音表に表示された文字をそのままタップして使うダイレクトモードの他に、ア行・カ行といった行ごとに絞り込んでいくステップモードを搭載しています。
・ステップモードでは行を選んで、文字を選んで、そして必要に応じて特殊音節、というように順を追って文字を選んでいきます。
・選ぶ過程で、大人は子どもがどこまで理解できているかを把握することができます。
・選ぶ過程で、大人は子どもにヒントを少しずつ出してあげることができます。
4.iPadに手が届かなくても・・・大人といっしょに「選ぼう」(行番号・段番号 ステップモードのみ)
・3のステップモードでは、行番号、段番号(上から○番目)を表示しています。
・「思うように手を動かせないから、自分で選べない」場合に、画面を直接タップして選ぶことの代替として、ことばで伝達(右から○番目・上から○番目)できるように設計しています。
・子どもが「あ」と言ったのを聞いて、大人が”あ”という字を選んでしまっては文字の勉強にならない、という場合に試してみてください。
5.iPadに手が届かなくても・・・自分で「決めよう」(外部スイッチ対応 ステップモードのみ)
・ステップモードの最後の文字決定操作は外部スイッチからの入力に対応しました。
・外付けキーボードの[1][3][Space][Enter]キーに反応するので、iPadと外部スイッチを接続するための福祉機器を使用すれば、外部スイッチでの決定操作が可能です。
・行番号と段番号を大人に伝え、手伝ってもらいながら文字を選んだけど・・・最後はやっぱり自分が決めたい!という場合に試してみてください。
6.iPadに手が届かなくても・・・iOS標準搭載の”スイッチコントロール”に対応
・iOSのアクセシビリティ機能として標準搭載されている”スイッチコントロール”でも操作可能なことを確認しています。
※スイッチコントロール使用時、ダイレクトモードからステップモードに切り替えると、スキャンできない項目が発生してしまうバグを確認しています。どこでも構わないので、スイッチで”タップ”操作を実行すると一時的に改善することができます。OSレベルのバグの可能性もありますが、アプリレベルで対応できないか、現在原因を調査中です。
7.見て情報を得ることが難しい場合に・・・iOS標準搭載の”VoiceOver”に対応(ダイレクトモードのみ)
・iOSのアクセシビリティ機能として標準搭載されている”VoiceOver”で操作した場合、コンテンツを把握しやすいよう音声エンジンが読み上げる内容を調整しています。
※本アプリの作者はVoiceOverの活用経験が浅いため、実用性のチェックは不充分です。お気付きの点がありましたら、AppStoreのレビューや、サポートURL http://facebook.com/aki.kyouzai.koubouでのメッセージ(Facebookアカウントをお持ちの場合)にてお寄せください。